お早うございます♪
戸建賃貸仕事人の宮本です。
今回はリフォームの時のお話。
通常、
リフォームをお願いする時、
①工務店さんにお願いする場合と、
②作業内容ごとに分離発注する場合
とがあります。
工務店さんにお願いする場合は、
こういう風にしたい!
あ~いう風にしたい!
ってことをお伝えし、打ち合わせを重ねていくと
形になっていきます。
ただ、
価格については工務店さんの利益も
必要ですので、
作業内容ごとに分離発注する事を考えると
当然、高くなります。
じゃあ、
安くあげる為に作業内容ごとに
分離発注する場合はどうでしょうか?
まず、
分離発注となると、
その都度、業者さんとの
打ち合わせが必要です。
あと、
作業工程の問題もあります。
例えば、
和室のお部屋を洋室に変更する場合。
まず、
畳屋さんに畳の処分のお願いをしないと
いけません。
普通、畳処分だけでは来てもらえません。。
この時点で畳処分代が、
工務店さんでお願いするよりも
上がる可能性はあります。
次に畳の処分をしないことには、
大工さんも仕事ができません。。
ちなみに、
大工さんとの打ち合わせだけでも、
床はフローリング?
それともクッションフロア?
壁は真壁?
それとも大壁?
天井はどうするの?
という打ち合わせが必要です。
それと壁も天井もさわる場合、
電気屋さんも必要です。
最後の仕上げにクロス屋さんも
必要です。
ざっと、
和室1部屋を洋室に変更するだけで、
これだけの作業工程と業者さんがあります。
分離発注の場合、
いつ、
どのタイミングで、
どの業者さんが入ったら良いのか?
っていう段取りをやらなければなりません。
段取りが悪いと、
いつまでたってもリフォームが完了しません。
何回も業者さんに走ってもらうとなると、
逆に割高になる可能性もあります。
現場で出たゴミは誰が処分するの?
っていう問題もありますね。
あと、
分離発注で気をつけないといけないことが
あります。
それは、
傷が付いた場合です。
例えば、
大工さんがフローリングを貼りました。
その後、
仕上げで電気屋さん、
クロス屋さんが入りました。
最終チェックを僕がしたところ、
フローリングに傷がありました。
大工さん、電気屋さん、クロス屋さんに
確認したところ、
誰も傷は付けていないと主張します。
こうなった場合は、
どうしようもありません。。
ということで、
分離発注のメリットは金額を安く抑える
ことができる場合がある。
ってことですが、
実際には工程管理をきちんとやらないと、
安く上げることができません。
それと傷を付けたときの責任の所在が
明確でないので、トラブった時に大変です。
あと業者さん同士、
知りあいでなければ現場もスムーズに進みません。
なので、
最初のうちはリフォームをお願いする時、
いくつか工務店さんに合い見積もりを
お願いするのが、自分の負担は軽くて
良いかと思います。
金額は合い見積もりをするので、
工務店さんの頑張りによっては
あと作業工程の効率によって、
多少は安くすることもできるかと
思います♪